質問1761:トリプルネガティブ乳がんにおける術前化学療法後の腋窩郭清 その2

Q1761

Q1760で質問させて頂いた者です。ご回答ありかとうございました。

再度、質問させて下さい。

術前抗がん剤をしていても、センチネル生検は有効なのか?

リンパ節転移がなくても、腫瘍が5㎝程度であれば、郭清するのが一般的なのか?

予防としてリンパ節郭清するのは、再発転移の確率に優位なのか?

④CTで転移なしだが、脇&鎖骨下のリンパ節が痛むのは、微少転移があるからなのか?腫瘍によりリンパの流れが悪くなってるからか?

 

宜しくお願いします。

  抗がん剤治療前の状態で腋窩リンパ節転移なしの診断の人が、抗がん剤治療後にセンチネルリンパ節生検をしても、

  リンパ節を見つけることができる確率と、診断精度については、抗がん剤によって左右されないので、有効です。

  リンパ節転移がなければ、腫瘍の大きさに関係なく、郭清はしません

  予防的なリンパ節郭清が再発転移を減らすという証拠はありません。

  予防的なリンパ節郭清が再発転移を減らすのであれば、センチネルリンパ節生検なんてせずに、全員郭清をするはずです。

  リンパ節の微小転移やリンパの流れが悪くて痛みが出ることはありません。

転移があるかもしれないという心配から痛みが出ているだけです。

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